岡山の在留資格申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。
岡山県内で貿易会社を経営されている経営者より、カンボジア人の在留資格「技術・人文知識・国際業務」の在留資格認定証明書交付申請をしたいとのご依頼がありました。
この会社からは以前も在留資格「技術・人文知識・国際業務」の在留資格認定証明書交付申請をしたことがあり、リピート依頼となりました。
日本の中古品をカンボジアに輸出するビジネスで順調に経営規模を拡大されており、岡山県外の事業所も展開してさらに人員を増やしていく必要があるということでのご依頼でした。
必要な書類は順次揃えたのですが、1点気になる点がありました。
それは報酬面についてです。
今回は複数名の申請でしたが、そのうち岡山県内の事業所、岡山県外の事業所でそれぞれ就労予定の方の給与額が同じでした。
以前、申請して許可を得た方と同額でしたが、近年の最低賃金額の上昇もあり、岡山県外で就労する方の月額賃金額を時給換算すると、その地域の最低賃金額は上回っているものの地域の相場からするとやや低いと思われる額でした。
経営者の方と相談して、その額で提出することにして提出致しました。
申請後、入管より賃金額についての質問連絡がありましたが根拠について説明してご理解いただけました。
あわせて詳細な業務内容についての追加書類提出通知があり、書類を作成して提出しましたが、無事許可をいただくことができました。
しっかりと日本で働いけることとなり企業様に喜んでいただけました。
カンボジア人の在留資格「技術・人文知識・国際業務」の在留資格認定証明書交付申請で1年の許可を取得