フィリピン人の帰化許可申請 日本のパスポートを取得! 

岡山の在留資格申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。

知り合いの弁護士の方からの紹介で、フィリピン人の方の帰化許可申請のご紹介がありました。

在留資格は「日本人の配偶者等」をお持ちの方で日本在住30年余り、ご結婚されて約25年という方でした。

お話をお聞きすると、帰化要件はほぼ満たしていたため受任することにしました。

申請に関しての書類収集を始めるといろいろな困難が発生しました。

フィリピン出身でしたが母国の書類収集がかなり難しかったということ、そして収集した書類の記載内容が非常に読みにくく翻訳がかなり厳しかったです。

判読不能なところも多くできる限りの翻訳で対応しました。

また履歴書作成についてもご家族が多く、身分関係のところがかなり難航しました。

申請人の配偶者の方が自営業であったため、その関係書類の収集にも結構手間暇がかかりましたが、なんとか法務局への書類提出ができました。

ただ1点不安なところがありました。

それは申請人の方の日本語能力でした。

会話は不自由なくできるため問題なかったのですが、読み書きの部分にやや不安がありました。

書類提出後に控えている面談に備えて、読み書き能力向上の勉強をしていただくようにお願いしました。

あとは行政書士がサポートできる部分はぼないため、結果を待つのみでした。

相談があって約1年後、書類提出して約8ケ月後に申請人から許可が出たという吉報が届きました。

帰化申請は、申請してから結果が出るまで長い時間がかかるのですが、許可の知らせは嬉しいものですね。

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