岡山の入管申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。
先日、岡山市国際交流協議会の総会があり、その中で少しお時間をいただき講演をさせていただく機会がありました。
岡山市国際交流協議会とは、昭和60年に発足以来、国際友好交流都市・地域との交流をはじめ、様々な国際化事業を行っている団体で、岡山の企業・団体、個人が会員となって運営されています。
https://www.city.okayama.jp/shisei/0000012902.html
今回の講演は「令和5年度入管法等改正について」というタイトルで
・令和5年度入管法等改正の流れ
・日本の出入国在留管理制度の概略
・旧入管法の課題(入管法改正の必要性)
・入管法改正の基本的な考え方
・入管法等改正法の概要等
という流れでお話をさせていただきました。
入管法等改正法の概要としては、
・保護すべき者を確実に保護するための補完的保護対象者の認定制度の創設など
・送還忌避問題の解決のため、難民認定手続中の送還停止効の例外設置や罰則付き退去命令制度など
・収容を巡る諸問題の解決として、収容にかわる「監理措置」制度の創設など
を説明させていただきました。
在留外国人にとって重要な改正であるため、重要なポイントを絞って説明させていただきました。
講演することで自分にとっても情報の整理ができて非常にためになりました。
機会があればまた講演をさせて頂ければと思います。
岡山市国際交流協議会での講演