新型コロナウイルス感染症 水際対策の見直しについて

こんにちは、岡山のビザ申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。

 

政府より新型コロナウイルス感染症 3月以降の水際対策の見直しについて発表がありました。


概要ですが


1.入国者の待機期間等
   7日間待機を原則としつつ、3日目検査で陰性が確認された場合、それ以降の待機を扶養とする。
   オミクロン株の指定国については、3日間の施設待機とする。
   ワクチン3回目追加接種者のついては、以下の扱いとする。
   ・指定国:検疫施設待機に代えて、自宅等待機とする。
   ・非指定国:自宅等待機を免除する。
   自宅等待機のための自宅等までの移動(検査後24時間)につき、公共交通機関の使用を可能とする。


2.外国人の新規入国
   外国人新規入国について、受入責任者の管理の下、観光目的以外の入国を認める。


3.入国者総数の引き上げ
   入国者総数の上限について、現在の1日3,500人目途を、3月1日から1日5,000人目途に引き上げる。


となっています。


非指定国からの入国であれば、3回目接種していれば待機なしに入国できるのはありがたいですね。
指定国でも3回目接種していれば3日目検査で陰性なら待機なしになるので以前よりは大幅に緩和される印象です。


入国前の手続はというと


1.受入企業・団体からELFS(入国者フォローアップシステム)に誓約事項の同意をオンライン上で申請
2.受付済証が交付され、受入企業・団体から海外の外国人へ受付済証が送付
3.外国人は受付済証を査証発給時に在外公館へ提示
4.外国人は受付済証を入国時に検疫所へ提示


と簡略化されるようです。


外国人が日本国内に入国後は、待機期間中は


・アプリ(MySOS)を通じて健康状態・待機状況を水際制度担当者庁が確認
・受入企業、団体の受入責任者は入国した外国人の待機状況を確認


という流れになるようです。


出来る限り迅速に外国人が入国できるよう期待したいです。

 

〇関連記事

 

<留学生の入国、手続き簡略化 3月の水際緩和で文科省>
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE1824N0Y2A210C2000000/

 

<行動計画の提出不要に 政府、水際緩和の概要を公表>
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA17AEG0X10C22A2000000/

新型コロナウイルス感染症 水際対策の見直しについて
トップへ戻る