INEのおかやま協働のまちづくり賞

岡山のビザ申請行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。

当事務所もその運営に携わっている、INE(居場所づくりネットワーク)。

外国にルーツのある親子を支援している団体ですが、岡山市が行っている「おかやま協働のまちづくり賞」で入賞しました!

「岡山市協働のまちづくり条例」に基づき、多様な主体により地域の社会課題を解決する優れた協働の取組を表彰する「おかやま協働のまちづくり賞」。

第9回目となる今回は「外国人と共につくる、暮らしやすい地域」のテーマで大賞1件、入賞4件、奨励賞1件があり、INEの活動「外国人と若い世代と共に多様性を認め合う豊かなまちづくり」が入賞しました!

参加された方をはじめ、多くの方々のサポートもあってこのような賞を受賞したと思っています。

審査員の方からもうれしいコメントをいただいてます。

・参加者同士の繋がりや支え合いが生まれているところが素晴らしいと思います。また新しい層への働きかけもこれから力を入れられるということで、今後も期待しています。
・在留外国人同士の交流の場としてだけではなく、次世代の学習の場としての機能としても活かそうとしているところが素晴らしいと思いました。
・岡山市内に点在する外国人をつなぐために居場所づくりを進めている取り組み。外国にルーツのある親子が地域に増えている中で、日本の高校生など若い世代も参加して交流を図っていることはすばらしいと思います。さらに協働する団体を増やし、活動の輪が広がることを願います。
・外国人親子が抱える、まだ顕在化していない課題にアプローチする、先行的に課題を見つけ解決する姿勢が素晴らしいと感じました。外国人労働者の多いある他地域では、外国人として溶け込めない子供達が不良化してグループを作る地域もあると報道番組で見たことがあります。これから外国人を会社の有力な人材として活用する企業は増えると思います。その際に発生しそうな、子供たちの居場所を担保する活動はこれからさらにニーズが高まると思います。協働する団体を増やしながら、先頭を切ってご活躍いただけることを願います。
・交流によって、在留外国人とが持つ課題を解決するだけでなく、次世代の多文化共生の担い手育成も同時に行っている点が非常に良いと思いました。

 

今後、外国人住民が増加していくことは間違いないため、相互理解の土壌を作ることは大切だと思います。地道な作業にはなりますが、通らなければならない道だと思います。

外国にルーツのある親子の存在が見えにくくその困難さや生きにくさへの理解がなかなか進まない状況ですが、その居場所づくりが今後もっと必要になってくると思っています。

<INEの取組内容>
https://www.city.okayama.jp/kyoudou/0000063651.html#link-06

<おかやまNPO・ボランティアサイトつながる協働ひろば>
https://www.city.okayama.jp/kyoudou/0000066133.html

INEのおかやま協働のまちづくり賞
トップへ戻る