こんにちは、岡山の申請取次行政書士の田口です。
世の中、オンラインでできることが日々増加していますが、在留資格のオンライン申請も徐々にできるようになってきました。
★利用可能な申請種別
①在留資格認定証明書交付申請
②在留資格変更許可申請
③在留期間更新許可申請
④在留資格取得許可申請
⑤就労資格証明書交付申請
⑥再入国許可申請
⑦資格外活動許可申請
*①及び③の申請は「特定活動」のうち一部の活動内容の方は対象外
*②の申請は現在「短期滞在」または「特定活動(出国準備期間)」の方は対象外
*⑥及び⑦の申請は②~④と同時申請の場合のみ
*⑦の申請は,出入国管理及び難民認定法施行規則第19条第5項第1号に該当する場合のみ
★利用可能な在留資格(対象範囲)
〇すべて対象
・教授
・芸術
・宗教
・報道
・法律、会計業務
・医療
・教育
・介護
・文化活動
・公用
・興行
・特定技能
・研修
・技能実習(企業単独型)
・技能実習(団体監理型)*監理団体からのみオンライン申請可能
・留学
〇一部対象(カテゴリー1,2又は3の機関に所属する方)
・経営管理
・研究
・技術、人文知識、国際業務
・企業内転勤
・技能
〇一部
・高度専門職(活動内容に該当するこの表のいずれかの在留資格において,オンラインで受付可能な対象範囲に該当する方)
・家族滞在(扶養者がオンラインでの対象範囲とされている方)
・特定活動
〇対象外
・外交
・短期滞在
★在留資格オンライン利用システムを利用できる方
①外国人の所属機関の職員の方
②所属機関から依頼を受けた、弁護士又は行政書士(申請等取次者として届出済の方)
③所属機関から依頼を受けた公益法人職員(申請等取次者として承認されている方)
④所属機関から依頼を受けた登録支援機関の職員(申請等取次者として承認されている方)
*事前に利用申出を行い、利用の承認を受ける必要あります
*利用できる期間は1年間、定期報告につき1年間更新
といったことが主な内容です。
しかし出入国在留管理庁の該当ホームページを見るとかなり細かいことが記載されていますが、今のところ対象の在留資格が限定されていて、所属機関から依頼されて事前にオンラインシステムの利用申請して承認される必要があるようですね。
まだ私はオンライン申請をしたことはないのですが、使い勝手がいいのかどうでしょうか?
いずれにしてもオンライン化はどんどん進んでいくのは間違いないですから使いこなせるようにするのと使い勝手が良いものにしていっていただきたいですね。
<出入国在留管理庁:在留資格のオンライン化について>
http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/zairyukanri/onlineshinsei.html
<出入国在留管理庁:在留資格オンライン申請利用可能な申請種別・在留資格>
http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/zairyukanri/pdf/requirement.pdf
<出入国在留管理庁:在留資格オンライン申請に手続きに関する利用案内>
http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/zairyukanri/pdf/200323_guide.pdf