岡山の在留資格申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。
紹介で問合せがあり、日本で就労中のベトナム人男性よりベトナムにいる奥様を日本に呼び寄せたいというご依頼がありました。
お話をよく聞くと、その奥様は以前日本に在留資格「留学」で在留していた時に資格外活動の週28時間以内という制限を大幅にオーバーしたということで帰国するように入管から指示がでていたにもかかわらず在留期限を過ぎても日本に在留し(不法滞在)をしていました。
その後コロナウイルス感染拡大のこともあり自主出国しようと入管に出頭してベトナムに帰国していたという経緯がありました。
その自主出国から1年を経過していたため、許可の可能性があるとお伝えし受任しました。
詳細な経緯と謝罪を含めた上申書を作成、そしてご主人の嘆願書、お子さんんもベトナムにいるため、家族の写真などもできる範囲での補強資料を準備して申請しました。
審査に少し時間が掛かりましたが、ご主人の在留資格「技術・人文知識・国際業務」の在留期限までおよそ6ケ月だったということもあり在留期間6月の在留資格認定証明書が出ました。
ようやくご主人と一緒に暮らせるというということで奥様は大喜びだったそうです。
ベトナム人の在留資格「家族滞在」の在留資格認定証明書交付申請で6月の許可を取得