こんにちは、岡山の岡山の入管申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響がざまざまな方に及んでいます。
事業や生活に困っている方に国からいろいろな支援策が出ていますが日本に在留する外国人の方でも支援を受けられるものがありますのでいくつかご紹介いたします。
〇「新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金」(岡山市の場合)
1.給付対象者
基準日(令和2年4月27日)に、岡山市の住民基本台帳に記録されている方(外国人含む)
2.受給権者(申請できる人)
対象者の属する世帯主
3.給付額
給付対象者1人につき10万円
4.受取方法
原則として、世帯主名義の銀行口座への振込みとなります。
5.申請方法
・郵送による申請
岡山市より発送される申請用紙に必要事項を記入し返信用封筒に入れてポストに投函
(申請期間)2020年5月15日(金)~8月17日(月)
・オンラインによる申請
マイナンバーカードお持ちの方はオンライン申請可能
⇒いわゆる1人10万円の給付金です。4月27日に住民基本台帳に記載されている方なので短期滞在者は対象外となります。
(問い合わせ先:特別定額給付金対策室 086-803-1027)
〇岡山市事業継続支援金のご案内(中小・小規模事業者向け)
<支給対象者>
以下の(1)(2)の両方の要件を備えている事業者
(1) 主たる事業所が岡山市内にある中小企業者又は小規模事業者
(2) 令和2年2月~6月までのいずれか1か月の売上高が、前年同月比 20%以上減少していること。
※国の「持続化給付金」と重複して受給することができます。
※一度給付を受けた方は、再度給付申請することができません。
<支給額>
(1)20万円 対象者:中小企業者(小規模事業者を除く)
(2)10万円 対象者:小規模事業者(個人事業主を含む)
・使途制限無しで受給できます。
<申請方法>
(1) 事業継続支援金支給申請書
(2) 上記に記載した月の売上高がわかるもの(確定申告書写し、売上台帳の写し等)
(3) 振込先の通帳写し(通帳の表面と通帳を開いた1・2ページ目の両方)
(4) 身分証明書写し(個人事業主の場合)
を「「主たる事業所の所在地を管轄する商工会又は商工会議所」に郵送
⇒今年の2月から6月までのいずれかの月の売上が前年同月比で20%以上減っていたら対象になります。*倉敷市にも同様の支援金制度があります。
(問い合わせ先:主たる事業所のある商工会議所または商工会)
〇持続化給付金
<対象>
(1)ひと月の売上が前年同月比で50%以上減少している事業者
(2020年1月~12月のいずれかの月)
(2)2019年以前から事業収入があり今後も事業を継続する意思がある事業者
(3)法人の場合は
①資本金の額又は出資の額が10億円未満、又は
②上記の定めがない場合、常時使用する従業員の数が2000名以下である事業者
<給付額>
中小法人等は200万円、個人事業者等は100万円
※但し、昨年1年間の売上からの減少分を上限
※売上減少分の計算方法
前年の総売上ー(前年同月比▲50%月の売上×12ケ月
<申請方法>
持続化給付金ホームページへアクセスし必要事項を入力して
・2019年の確定申告書類の控え
・売上減少となった月の売上台帳の写し
・身分証明書の写し
を添付して申請。
⇒給付金の使用制限はありません。事業全般に使えるものです。日本で事業を行っている外国人も対象になります。
(問い合わせ先:コールセンター0120-115-570)
〇住宅確保給付金(岡山市)
<対象>
離職・廃業から2年以内または休業等により収入が減少し、離職等と同程度の状況にある方等
<要件>
・収入要件、資産要件等
<支給額>
・家賃の3ケ月分を貸主に支給。最長9ケ月分まで
(詳細HP)
http://www.city.okayama.jp/hofuku/seihojiritsu/seihojiritsu_00009.html
(問い合わせ先:岡山市寄り添いサポートセンター 090-2002-7731)
あと給付金ではないですが、事業継続のための資金の融資などもあります。
例えば、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付では、3年間は実質無担保無利子で3000万円又は1億円までの融資といったものもあります。
岡山にお住いの外国人の方で申請について質問があれば、お気軽に当事務所までご連絡下さい。説明のほか申請のサポートも必要であれば致します。