留学生の就職先拡大へ

岡山の在留資格申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。

7月24日付けの日経新聞に「留学生の就職先拡大へ、専門学校卒3000人つなぎ留め、今秋にも」という記事が出ていました。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72985460U3A720C2MM8000/

「法務省はこの秋にも専門学校に通う外国人留学生の就職先を大幅に広げる。これまでは専攻分野に限定していたが、国の認定校卒業生は関連が薄い分野でも可能とする。」とあります。

大学卒の留学生については、大学で幅広い知識を得られるとして大学で学んだ専攻分野と業務の関連性を柔軟に判断してきてましたが、専門学校卒の留学生にも大卒並みの運用とするそうです。

但し、日本にある約2800校すべての専門学校が対象ではなく文部科学省認定の「職業実践専門課程」を満たした、約300校が対象となるようです。

これによって専門学校生の最大3000人が国内就職できると試算しているようです。

確かに、優秀な外国人専門学校生でも学んだ内容と合致する就職先がなかなか見つからないという事例をよく見てきましたので、こうした状況が少し改善するかもしれないですね。

法務省からの正式な発表を待ちたいと思います。

留学生の就職先拡大へ
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