永住者 税や保険料を納めなければ許可の取り消しも?!

岡山の在留資格申請取次行政書士、グラスルーツ行政書士事務所の田口です。

少し前に「税や保険料を納めない永住者、許可の取り消しも 政府が法改正を検討」という記事が出てましたね。
https://www.asahi.com/articles/ASS2544Z5S21UTIL01R.html

在留資格の永住を取得した後に、税金や社会保険料等を納付していない場合には許可を取り消せるように法改正できるように検討を始めたようです。

今後、「特定技能1号」への円滑な移行できる「育成就労」制度が検討されていますが、「特定技能1号」から「特定技能2号」の在留資格を得ると永住権の申請ができるようになります。

この流れで永住者が増加していくことが想定されますが、税や社会保険料未納の永住者が増加すれば社会保障費の増加が懸念されるため、「永住許可制度の適正化」が求められているという背景があるようです。

日本社会が外国人・永住者を受入れていくためには、適正に日本に在留していただく必要があり、不適正な在留をしている外国人が増えると排斥の機運が高まり可能性もあります。

「育成就労制度」とあわせて「永住許可制度の適正化」についても引き続き推移を見守りたいと思います。

 

永住者 税や保険料を納めなければ許可の取り消しも?!
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